この記事は
・受験料が高額にならないか心配
・どれくらいの金額がかかるのか不安
という方のために受験料について詳しく解説します。
01.共通テスト
共通テストの受験料(検定料)は、受験する**「教科数」と「成績通知の有無」**によって決まります。
2026年度(令和8年度)入試においても、基本的な金額設定は例年通りですが、出願方法がインターネット(Web出願)に一本化されるなどの変更点があります。
1. 受験料(検定料)の早見表
受験する教科数によって金額が異なります。
| 受験教科数 | 成績通知を希望する | 成績通知を希望しない |
| 3教科以上 | 18,300円 | 18,000円 |
| 2教科以下 | 12,300円 | 12,000円 |
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- 成績通知とは: 4月上旬頃に自分の得点(自己採点ではなく実際の点数)が郵送で届く制度です。多くの受験生が自分の実力を確認するために「希望する」を選択します。
- 手数料: 上記の金額に加えて、支払い時に事務手数料(200円前後)が別途かかります。
2. 教科数の数え方の注意点
「地理歴史」と「公民」の扱いに注意が必要です。
- 「地歴・公民」は2枚看板で1教科扱い: 例えば、「世界史」と「公共・倫理」の2つを受験しても、受験料の計算上は「1教科」としてカウントされます。
- 文系・理系の多くは「3教科以上」: 国公立志望や私立併願の多くは3教科以上になるため、18,800円前後(通知あり+手数料)を予算として見ておけば安心です。
02.国公立大学
国公立大学は受験料が非常にリーズナブルになっています。
2次試験の受験料
国立大学は前期日程・後期日程ともに一律 17,000円 です。公立大学も基本は同額ですが、ごく稀に数千円程度の差がある場合があります。
中期日程: 一部の公立大学(薬学部や工学部など)で実施される「中期日程」を受験する場合は、さらに +17,000円 かかります。
03.私立大学
私立大学の受験料(入学検定料)は、試験の形式によって大きく異なります。
ざっくりとした目安は、「大学に足を運んで受ける試験は3.5万円」、「共通テストの点数だけで出願するものは2万円以下」と覚えておくと分かりやすいです。
1. 入試形式ごとの費用相場
| 入試形式 | 1回(1学科)の費用 | 特徴 |
| 一般選抜(独自試験) | 約35,000円 | 大学独自の試験を受ける。最も一般的な形式。 |
| 共通テスト利用方式 | 約15,000円〜20,000円 | 共通テストの点数のみで判定。会場に行く必要がない。 |
| 全学部統一入試 | 約35,000円 | 1回の試験で複数の学部・学科を併願できることが多い。 |
| 医学部・歯学部 | 約40,000円〜60,000円 | 専門性が高く、一般学部より高めに設定されている。 |
2. 知っておかないと損をする「併願割引」
私立大学の多くは、「セットで受けると安くなる」割引制度を導入しています。これを知っているかどうかで、総額が数万円変わることもあります。
- 同一日程での複数併願: 1学科目は35,000円だが、2学科目以降は+10,000円〜20,000円程度に割引。
- 共通テスト利用のセット割引: 一般入試と同時に申し込むと、共通テスト利用分が「無料」や「5,000円」になる大学もあります。
- Web出願割引: すべての大学がWeb出願に移行しつつありますが、紙の願書より数千円安く設定されているのが一般的です。
3. 【シミュレーション】受験料の総額はいくら?
「現役合格を確実にするために複数学部を受ける」という一般的なケースでは、以下のようになります。
例:私立3校を合計6パターンで受験する場合
- A大学:一般入試 + 共通テスト利用 = 50,000円
- B大学:一般入試(2学科併願) = 55,000円
- C大学:全学部統一入試 = 35,000円
- 合計:140,000円(+共通テスト受験料 約1.8万円)
このように、10万円〜20万円程度が受験料のボリュームゾーンになります。
04.専門学校
専門学校の受験料(選考料)は、2万円前後が最も一般的な相場です。
大学受験に比べると「併願」よりも「専願(その学校が第一志望)」で受ける人が多いため、1校あたりの負担額を把握しておくことが重要です。
1. 設置主体別の受験料相場
専門学校の種類によって、金額には以下のような差があります。
| 設置主体 | 受験料の目安 | 備考 |
| 私立専門学校 | 20,000円 〜 30,000円 | 最も一般的。分野(医学系など)により高くなる場合も。 |
| 国立専門学校 | 16,500円 | 国立病院機構の看護学校などが該当。 |
| 公立専門学校 | 5,000円 〜 10,000円 | 自治体が運営。比較的安価に設定されている。 |
2. 受験料が「免除・割引」になるケース
専門学校には、独自の優遇制度が多く存在します。これらを利用すると受験料を数万円浮かせられる場合があります。
- AO入試(早期出願): 6月〜10月頃に行われるAO入試で出願すると、選考料(2万円程度)が全額免除になる学校が非常に多いです。
- オープンキャンパス参加特典: 説明会や体験授業に参加すると、「選考料免除券」がもらえることがあります。
- 指定校推薦: 自分の高校がその専門学校の指定校になっている場合、選考料が免除されるケースがあります。
- ネット出願割引: 紙の願書ではなく、Webから申し込むことで数千円割引される制度です。
まとめ
受験料は見落としがちな費用です。
しかし、受験する学校が増えると受験料もかさみ、予想を超える金額になってしまうこともあります。事前に保護者と一緒に何校まで受験するのか、いくらまで受験をOKとするのか、きちんと相談をしておきましょう。

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